2010年 03月 12日
「清流高津川を育む木の家協議会」の一年 |
一年前に立ち上げた「清流高津川を育む木の家協議会」
流域の木材を使って木の家を造る事によって流域の森林・林業の再生に
つなげようと工務店、建築設計事務所、製材所、森林組合、行政が協働で
社会システムの構築を目指してシンポジウムや勉強会や行動計画を練ってきました。
高津川流域型住宅の「設計手引きマニュアル」の作成や高津川をキーワード
としたコンセプトブック「高津川と、森と、家と。」の発刊もできました。
その成果を報告・発表する会が昨日、東京・木材会館で開かれ、協議会会長として
発表してまいりました。
全国11箇所の地域のそれぞれの事業体が新しい木の家のプロトシステム開発や個々の
技術的な取り組みを発表された中で「川」を軸に社会システムを構築するという
切り口で発表したのは私たちのチームだけだったように思います。
緊張の中、短い時間の中での発表だったため時間配分に手こずり100点満点の出来とは
言えませんでしたが何とか高津川の取り組みを全国に発信して終えることができてホッとしました。
この一年は協議会のメンバー自身が取り組みについての共通認識を図ることに主眼が
置かれた一年でしたので今年はいよいよ実践に向けて更なるプロジェクトが
立ち上がろうとしています。
政府においても成長戦略の位置づけとしていよいよ来週から内閣府、国交省、農水省、環境省、
国家戦略局が横断的に会し「木の家作りから林業再生を考える委員会」が始まると言うことです。
高津川の取り組みは小さな流域の取り組みに過ぎないかもしれませんがもしかすると
時代を見据えたとても先進的な取り組みとなるのかもしれません。
小さなコミュニティだからこそ「実現が可能」ということがありだと思えるのです。
流域の木材を使って木の家を造る事によって流域の森林・林業の再生に
つなげようと工務店、建築設計事務所、製材所、森林組合、行政が協働で
社会システムの構築を目指してシンポジウムや勉強会や行動計画を練ってきました。
高津川流域型住宅の「設計手引きマニュアル」の作成や高津川をキーワード
としたコンセプトブック「高津川と、森と、家と。」の発刊もできました。
その成果を報告・発表する会が昨日、東京・木材会館で開かれ、協議会会長として
発表してまいりました。
全国11箇所の地域のそれぞれの事業体が新しい木の家のプロトシステム開発や個々の
技術的な取り組みを発表された中で「川」を軸に社会システムを構築するという
切り口で発表したのは私たちのチームだけだったように思います。
緊張の中、短い時間の中での発表だったため時間配分に手こずり100点満点の出来とは
言えませんでしたが何とか高津川の取り組みを全国に発信して終えることができてホッとしました。
この一年は協議会のメンバー自身が取り組みについての共通認識を図ることに主眼が
置かれた一年でしたので今年はいよいよ実践に向けて更なるプロジェクトが
立ち上がろうとしています。
政府においても成長戦略の位置づけとしていよいよ来週から内閣府、国交省、農水省、環境省、
国家戦略局が横断的に会し「木の家作りから林業再生を考える委員会」が始まると言うことです。
高津川の取り組みは小さな流域の取り組みに過ぎないかもしれませんがもしかすると
時代を見据えたとても先進的な取り組みとなるのかもしれません。
小さなコミュニティだからこそ「実現が可能」ということがありだと思えるのです。
by rinken-style
| 2010-03-12 18:02
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