2017年 07月 21日
萩の花 |
先週日曜日、日経The Styleをめくっていたら
茶杓作家の海田曲巷さんが載っていた。
一見地味でも、同じ仕事を(楽しみながら)長く続けているとFavoriteなコトになる。
「煤竹で茶杓を削る。」
我が家の茶箪笥の中で確か眠っていたことを
思い出し、久しぶりに箱を開けて見た。
古裂更紗の袋に入れらた茶杓は渋い姿のままだが
アートのようにも見える。
個性的な筆で虚子の句が添えられてある。
十数年も前に体調を崩した家人が、茶杓作家としてデビュー間も無い海田さんの個展で買い求めた逸品。
もてなしの女主人や 萩の花。
by rinken-style
| 2017-07-21 14:15
| マイフェバリット・小確幸