2010年 04月 18日
頭首工 |
本流にダムの無い一級河川として絶滅危惧種のような
高津川ですがこのような農業用水を取り込むための頭首工と
呼ばれる堰は何箇所もあります。
鮎が遡上するための魚道と呼ばれる段上の水路が設けられていますが
コンクリート製のため水流が上手く制御できないため鮎が上手に
遡れない現象があります。
匹見川に設けられたこの剣崎頭首工ではこのたび魚道に川原石を埋め込んで
鮎の上りやすい仕掛けをしました。
「水辺の小技」という手法です。
この方法だと洪水の時には埋めた石が取れてしまうリスクがあります。
もっと大きな石を川底に埋めて水流を読みながら瀬や淵を造って整流する
近自然工法という手法がベストなのだそうです。
小さな一歩ですが「コンクリートから自然へ」の改革が川でも進みつつあります。
堤の上に立っているのは鮎の遡上を確かめている
高津川漁協の田中誠二さん。
高津川ですがこのような農業用水を取り込むための頭首工と
呼ばれる堰は何箇所もあります。

鮎が遡上するための魚道と呼ばれる段上の水路が設けられていますが
コンクリート製のため水流が上手く制御できないため鮎が上手に
遡れない現象があります。
匹見川に設けられたこの剣崎頭首工ではこのたび魚道に川原石を埋め込んで
鮎の上りやすい仕掛けをしました。
「水辺の小技」という手法です。
この方法だと洪水の時には埋めた石が取れてしまうリスクがあります。
もっと大きな石を川底に埋めて水流を読みながら瀬や淵を造って整流する
近自然工法という手法がベストなのだそうです。
小さな一歩ですが「コンクリートから自然へ」の改革が川でも進みつつあります。
堤の上に立っているのは鮎の遡上を確かめている
高津川漁協の田中誠二さん。
by rinken-style
| 2010-04-18 10:44
| 高津川ラプソディ