2010年 07月 06日
有機な人びと |
天野礼子さんから上梓されたばかりの本が届いた。(朝日新聞出版)
川から始まり、近年は山の再生や作業道作りに奔走されている天野さんだが
有機農業についても精力的に取材されていた。
本誌は高知新聞の連載や週間現代でのルポを通して取材された
有機な人たちの取り組みが収録されている。
勿論、30年間続けてきた柿木村の取り組みも紹介してくださった。
養老孟司先生との対談では現代社会に蔓延する欝病はもしかすると
「複合汚染」が関係しているのではないかという問題提起をされている。
有吉佐和子の「複合汚染」、レイチェルカーソンの「沈黙の春」の再読を
読者に促している。
どこにそんなエネルギーが蓄えられているのかと思わせるほど
東奔西走の毎日の中で書き上げられた一冊です。
見る前に跳べ!は、師・開高健のコトバだったがその志を受け継ぐ彼女は
走りながら書く作家なのだ。
つい日常に埋没しそうな心を、ブルドーザのように後押ししてくれる彼女の言動に
(時には戸惑いながら・・・)心を奮い立たせながらの昨今です。
「少し長いあとがき」は欅ガルテンの一室で書いていてくださったのでした。
川から始まり、近年は山の再生や作業道作りに奔走されている天野さんだが
有機農業についても精力的に取材されていた。
本誌は高知新聞の連載や週間現代でのルポを通して取材された
有機な人たちの取り組みが収録されている。
勿論、30年間続けてきた柿木村の取り組みも紹介してくださった。
養老孟司先生との対談では現代社会に蔓延する欝病はもしかすると
「複合汚染」が関係しているのではないかという問題提起をされている。
有吉佐和子の「複合汚染」、レイチェルカーソンの「沈黙の春」の再読を
読者に促している。
どこにそんなエネルギーが蓄えられているのかと思わせるほど
東奔西走の毎日の中で書き上げられた一冊です。
見る前に跳べ!は、師・開高健のコトバだったがその志を受け継ぐ彼女は
走りながら書く作家なのだ。
つい日常に埋没しそうな心を、ブルドーザのように後押ししてくれる彼女の言動に
(時には戸惑いながら・・・)心を奮い立たせながらの昨今です。
「少し長いあとがき」は欅ガルテンの一室で書いていてくださったのでした。
by rinken-style
| 2010-07-06 09:02
| 本・音楽・映画