2011年 09月 07日
木の家づくりから林業再生を考える委員会 |
とても長い名前の委員会に参加のお誘いがありましたので
先日、霞ヶ関は国交省まで行って参りました。
1.「東日本大震災と木の家づくりの新たな取り組み」
2.「二地域居住・都市と農山漁村の交流連携の推進及び地域における木造住宅の
生産体制の強化について」
という議題で3時間に渡って各界の委員から報告発表があり自由討議が行われました。
1の議題は被災各地で実施された木造仮設住宅の事例発表及び問題点の検証がなされ
工務店ネットワークで情報共有をして最適な工法の確立が必要と感じました。
2.については
島根高津川流域のこれまでの取り組みについても天野委員長代理からご紹介を
いただきました。
いよいよ始まろうとしている「総合特区制度」の要となる議題でもありましたので
特区候補に流域を挙げて臨んでいる地として委員の方々や国交省担当者の方々にも
ご挨拶をさせていただきました。
委員の一人である古瀬山陰合同銀行会長は棚田保全や森林経営には長い時間軸の
取り組みが必要でありその事が国土の保全や環境維持に寄与し国民全体で意識共有する
ことがまず大事でありそれを支援して行く仕組みが必要という趣旨の発言をされました。
効率や数値至上主義が第一の銀行家の発言としては異例の発言と感じましたが大いに
勇気付けられた言葉でした。
疲弊している山林事業体の底上げなくしてこの国の抱えている
山の再生はありえないと思います。一企業だけでなし得るにはあまりにも問題は
多すぎ、政官民一体事業として国策として推進することでしか解決は無いと思われます。
今年、高津川が清流日本一の座に返り咲きましたがそれには源流から河口までの流域
の人々の川に対する愛情と誇りが無ければ為し得ない結果です。
源流域に暮す者の一人として木の家づくりを通して森や山の清水力を訴え理解していただく
ことが自分に出来得る最大のコトだと思っています。
先日、霞ヶ関は国交省まで行って参りました。

1.「東日本大震災と木の家づくりの新たな取り組み」
2.「二地域居住・都市と農山漁村の交流連携の推進及び地域における木造住宅の
生産体制の強化について」
という議題で3時間に渡って各界の委員から報告発表があり自由討議が行われました。
1の議題は被災各地で実施された木造仮設住宅の事例発表及び問題点の検証がなされ
工務店ネットワークで情報共有をして最適な工法の確立が必要と感じました。
2.については
島根高津川流域のこれまでの取り組みについても天野委員長代理からご紹介を
いただきました。
いよいよ始まろうとしている「総合特区制度」の要となる議題でもありましたので
特区候補に流域を挙げて臨んでいる地として委員の方々や国交省担当者の方々にも
ご挨拶をさせていただきました。
委員の一人である古瀬山陰合同銀行会長は棚田保全や森林経営には長い時間軸の
取り組みが必要でありその事が国土の保全や環境維持に寄与し国民全体で意識共有する
ことがまず大事でありそれを支援して行く仕組みが必要という趣旨の発言をされました。
効率や数値至上主義が第一の銀行家の発言としては異例の発言と感じましたが大いに
勇気付けられた言葉でした。
疲弊している山林事業体の底上げなくしてこの国の抱えている
山の再生はありえないと思います。一企業だけでなし得るにはあまりにも問題は
多すぎ、政官民一体事業として国策として推進することでしか解決は無いと思われます。
今年、高津川が清流日本一の座に返り咲きましたがそれには源流から河口までの流域
の人々の川に対する愛情と誇りが無ければ為し得ない結果です。
源流域に暮す者の一人として木の家づくりを通して森や山の清水力を訴え理解していただく
ことが自分に出来得る最大のコトだと思っています。
by rinken-style
| 2011-09-07 18:44
| 木の家協議会