2012年 06月 06日
蔵改修 |
10数年前に母屋の大改修、その5年後、離れの増築のシゴトをさせていただいた
クライアントから今回は蔵の改修のご相談を頂きました。
母屋は築後120年で、蔵はそれより2~30年古いモノだというお話ですから
120~150年の歳月を経た建物です。
典型的な農家の米蔵ですから商家の蔵のように大きくもなく、いたって簡素な作りです。
残念なことに壁全体をトタン板で覆ってあり「風情」という点で敷地内の他の建物や
景色に馴染んでいませんでした。
母屋の玄関

今回は屋根瓦の葺き替え、トタン板を剥がし腰は杉板の南京下見張り、
壁は土壁補修後シックイ塗り、内部の床板交換等の提案をさせていただきました。
前世代からバトンを受け継いだクライアントのこの家に対する愛情のようなものが
ひしひしと伝わり次の世代へ繋いでいく使命感、意気込みのようなものが熱く
感じられたのです。
家は個人のものではあるけれど「地域風景の一部であり財産である」・・・改修というシゴトに
携わる僕自身も何か熱いものが身体のうちから沸々と湧いてくるような気がしてきました。
今日は午後にも もう一軒、民家改修のご相談がありました。
クライアントから今回は蔵の改修のご相談を頂きました。
母屋は築後120年で、蔵はそれより2~30年古いモノだというお話ですから
120~150年の歳月を経た建物です。

典型的な農家の米蔵ですから商家の蔵のように大きくもなく、いたって簡素な作りです。
残念なことに壁全体をトタン板で覆ってあり「風情」という点で敷地内の他の建物や
景色に馴染んでいませんでした。
母屋の玄関

今回は屋根瓦の葺き替え、トタン板を剥がし腰は杉板の南京下見張り、
壁は土壁補修後シックイ塗り、内部の床板交換等の提案をさせていただきました。

前世代からバトンを受け継いだクライアントのこの家に対する愛情のようなものが
ひしひしと伝わり次の世代へ繋いでいく使命感、意気込みのようなものが熱く
感じられたのです。
家は個人のものではあるけれど「地域風景の一部であり財産である」・・・改修というシゴトに
携わる僕自身も何か熱いものが身体のうちから沸々と湧いてくるような気がしてきました。
今日は午後にも もう一軒、民家改修のご相談がありました。
by rinken-style
| 2012-06-06 17:16
| works