2013年 01月 11日
ジノリ |
三鷹の森じゃない。
週初めにイタリアの名窯リチャード・ジノリ社の破綻が伝えられたのだった。
300年近い伝統をもってしても現代の金融危機は乗り越えることが出来なかった
ということだ。伝統や老舗,名門は今や経営持続のなんの拠りどころにもならないと
いうこと。
1年前の繁栄は明日の凋落と同義の時代なのだ。
イタリアンフルーツのデザインなどは今の時代でも普遍的であり白磁のずしりと
重たさを感じる存在感、質感はマイセンなどの陶磁器に決して引けを取るものでは
ないと思う。
決して胡坐をかいた経営ではなかったはずだけど、でも淘汰されるのが現代の資本社会
というものなんだろう。
久々にカップボードの奥から苺と菫色の花がデザインされたジノリを取り出して
紅茶を淹れてみた。
ヴィンテージの白磁に紅茶の琥珀色が美しく映えた。
今日、娘の親友が手土産に持ってきてくれた手製のバナナケーキを美味しく
いただくことが出来た。
週初めにイタリアの名窯リチャード・ジノリ社の破綻が伝えられたのだった。
300年近い伝統をもってしても現代の金融危機は乗り越えることが出来なかった
ということだ。伝統や老舗,名門は今や経営持続のなんの拠りどころにもならないと
いうこと。
1年前の繁栄は明日の凋落と同義の時代なのだ。
イタリアンフルーツのデザインなどは今の時代でも普遍的であり白磁のずしりと
重たさを感じる存在感、質感はマイセンなどの陶磁器に決して引けを取るものでは
ないと思う。
決して胡坐をかいた経営ではなかったはずだけど、でも淘汰されるのが現代の資本社会
というものなんだろう。
久々にカップボードの奥から苺と菫色の花がデザインされたジノリを取り出して
紅茶を淹れてみた。
ヴィンテージの白磁に紅茶の琥珀色が美しく映えた。
今日、娘の親友が手土産に持ってきてくれた手製のバナナケーキを美味しく
いただくことが出来た。

by rinken-style
| 2013-01-11 21:47
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