2013年 07月 29日
これまでに経験したことの無いような大雨 2 |
ようやく停電が解消し電話が繋がったので山口県徳佐地区のYさんの家に
連絡を入れました。
以前、大規模な古民家改修や昨年は蔵の改修をさせていただきました。
Yさんの家は今回氾濫した町を流れる川からは離れた奥部に位置するので
そんなに被害は無いんだろうと思いながらの電話でしたが、
意に反して電話口から突いて出た言葉は
「えらいことになっとるんよ!」の声でした。
川の氾濫は無いものの裏山から土石流が流れ込み床下浸水に見舞われそのうえ
何町歩も作ってる有機栽培水田にも土石が流入し今年の米作は壊滅状態ということです。
数年前に裏山に大掛かりな砂防ダムが造られその折りには県の担当者から
「これで安心して眠れ、安全に暮らしていくことが出来ますよ!」と太鼓判を押され自信満々の
説明だったそうです。
今回の大量の雨で山腹の土石が一気に流入しダムが満杯になり溢れた水が
土石を伴って用水路に流れ込みこのような事態になったというのです。
それまでは小さな谷や水路が分散していたのをダム建設で集中させたことにより
被害が増大したとYさんは憤っています。
「県に文句を言うんじゃ!」と怒りが収まらない様子ですが・・・
お役所から返ってくるのは「未曽有の想定外の雨量でしたから・・」なのでしょう・・・タブン。
お見舞いを申し上げて電話を切らせて戴こうと思った途端、電話口から聞こえてきたのは
「これで(ドボク)業者は喜ぶのじゃろーなー」の一声。
山口県はアベノミクス安倍総理の地元・・・。
自然災害が宿命の日本とはいえ防災事業の限界、あり方、意味、・・・とは?
Yさんの言葉に複雑でなんだかやりきれない思いを感じた災害の顛末です。
(昨年まで公共土木事業もやってたものですから・・・とても複雑な心境)
http://www.asahi.com/national/update/0728/TKY201307280033.html?ref=yahoo
連絡を入れました。
以前、大規模な古民家改修や昨年は蔵の改修をさせていただきました。
Yさんの家は今回氾濫した町を流れる川からは離れた奥部に位置するので
そんなに被害は無いんだろうと思いながらの電話でしたが、
意に反して電話口から突いて出た言葉は
「えらいことになっとるんよ!」の声でした。
川の氾濫は無いものの裏山から土石流が流れ込み床下浸水に見舞われそのうえ
何町歩も作ってる有機栽培水田にも土石が流入し今年の米作は壊滅状態ということです。
数年前に裏山に大掛かりな砂防ダムが造られその折りには県の担当者から
「これで安心して眠れ、安全に暮らしていくことが出来ますよ!」と太鼓判を押され自信満々の
説明だったそうです。
今回の大量の雨で山腹の土石が一気に流入しダムが満杯になり溢れた水が
土石を伴って用水路に流れ込みこのような事態になったというのです。
それまでは小さな谷や水路が分散していたのをダム建設で集中させたことにより
被害が増大したとYさんは憤っています。
「県に文句を言うんじゃ!」と怒りが収まらない様子ですが・・・
お役所から返ってくるのは「未曽有の想定外の雨量でしたから・・」なのでしょう・・・タブン。
お見舞いを申し上げて電話を切らせて戴こうと思った途端、電話口から聞こえてきたのは
「これで(ドボク)業者は喜ぶのじゃろーなー」の一声。
山口県はアベノミクス安倍総理の地元・・・。
自然災害が宿命の日本とはいえ防災事業の限界、あり方、意味、・・・とは?
Yさんの言葉に複雑でなんだかやりきれない思いを感じた災害の顛末です。
(昨年まで公共土木事業もやってたものですから・・・とても複雑な心境)
http://www.asahi.com/national/update/0728/TKY201307280033.html?ref=yahoo
by rinken-style
| 2013-07-29 16:02
| 雑記