2015年 03月 05日
屋根ひとつお茶一杯 |
サブタイトルに「魂を満たす小さな暮らし方」
著者はヨガを学び禅の修行や日本の精神文化に理解を深めてきた
フランス人。
小さな家にシンプルに住まうことこそが豊かな暮らしの原点だと説きます。
写真も図面も一切なく、116の短い文章の一行一行が想像力を働かせてくれて
心の奥深くに染みこませてくれます。
(心に残ることは一篇の詩や大切な人の短い言葉に宿ることが多い・・・)
コルビュジェの妻の為の別荘、中村好文の小さな家、小津安二郎の描く映画の中の
部屋、ソローの森の家・・・
「孤独」のない人生に喜びは無い・・・とも。
巻末の言葉に「中庸」という言葉が出てきた。
最近読んだ伊集院静の「無頼のススメ」の中でも「中庸」について
触れた文があった。
「中庸」の真の意味について咀嚼してみた。
この本は「小さな家」をテーマにした日本文化論のようでもあり、人生訓でもあるようです。
屋根ひとつ お茶一杯 ドミニック・ローホー 講談社
著者はヨガを学び禅の修行や日本の精神文化に理解を深めてきた
フランス人。
小さな家にシンプルに住まうことこそが豊かな暮らしの原点だと説きます。
写真も図面も一切なく、116の短い文章の一行一行が想像力を働かせてくれて
心の奥深くに染みこませてくれます。
(心に残ることは一篇の詩や大切な人の短い言葉に宿ることが多い・・・)
コルビュジェの妻の為の別荘、中村好文の小さな家、小津安二郎の描く映画の中の
部屋、ソローの森の家・・・
「孤独」のない人生に喜びは無い・・・とも。
巻末の言葉に「中庸」という言葉が出てきた。
最近読んだ伊集院静の「無頼のススメ」の中でも「中庸」について
触れた文があった。
「中庸」の真の意味について咀嚼してみた。
この本は「小さな家」をテーマにした日本文化論のようでもあり、人生訓でもあるようです。

屋根ひとつ お茶一杯 ドミニック・ローホー 講談社
by rinken-style
| 2015-03-05 22:40
| 本・音楽・映画・アート