2015年 03月 19日
完全な闇 |
辺境の地でも24時間煌々と明るいコンビニが出来たり
眼に優しくないLED照明の防犯灯が整備されたりで
「漆黒の闇」と言うものが絶滅種となってしまった。
(だからせっかくの満天の星も見えづらくなってきた・・・)
これが「明るいノーソン」とゆーのだろーか。
「島の大改修」の打ち合わせで芸術の島に訪れたが時間が出来たので
雨に煙る街並みを散策し「家プロジェクト」を見て廻った。
そのうちのひとつが安藤忠雄の「南寺」
シンプルな木造の躯体。
島特有の炭状の焼き杉板で覆われている。
何気に立ち寄ったのだけど内部に案内されて驚いた。
完璧なる闇。
壁伝いに恐る恐る一歩ずつ歩む。
ようやくたどり着いたベンチに腰掛けるとそこも完全な闇。
只々、只管目をこらし、正面を見据えていること数分、いやもっと・・・。
完全な闇の中に放り出されると時間の感覚が無くなってくる・・・
人間なんて偉そうにしてるけどホントに儚いモノなんだね。
そして眼の前に・・・。
後はどうぞ一度訪れて体感されることをお勧めします。
完全な闇は無(mu)であり、空(kuu)であり、宇宙(cosmos)であり・・・そして。


僕らは知らず知らずのうちに闇の存在を失い、忘れていたのかも・・・。
眼に優しくないLED照明の防犯灯が整備されたりで
「漆黒の闇」と言うものが絶滅種となってしまった。
(だからせっかくの満天の星も見えづらくなってきた・・・)
これが「明るいノーソン」とゆーのだろーか。
「島の大改修」の打ち合わせで芸術の島に訪れたが時間が出来たので
雨に煙る街並みを散策し「家プロジェクト」を見て廻った。
そのうちのひとつが安藤忠雄の「南寺」
シンプルな木造の躯体。
島特有の炭状の焼き杉板で覆われている。

何気に立ち寄ったのだけど内部に案内されて驚いた。
完璧なる闇。
壁伝いに恐る恐る一歩ずつ歩む。
ようやくたどり着いたベンチに腰掛けるとそこも完全な闇。
只々、只管目をこらし、正面を見据えていること数分、いやもっと・・・。
完全な闇の中に放り出されると時間の感覚が無くなってくる・・・
人間なんて偉そうにしてるけどホントに儚いモノなんだね。
そして眼の前に・・・。
後はどうぞ一度訪れて体感されることをお勧めします。
完全な闇は無(mu)であり、空(kuu)であり、宇宙(cosmos)であり・・・そして。



僕らは知らず知らずのうちに闇の存在を失い、忘れていたのかも・・・。
by rinken-style
| 2015-03-19 21:09
| 建築・家具・インテリア