2016年 03月 24日
夜、蛸を茹でる。 |
夕刻、キヌヤスーパーに寄ったら、さかな売り場で萩港産の生タコがおいでおいでしていた。

もっばら茹でタコで売られているのはモロッコ産が主流である。
型は小振りだけど美味いもんは地産に限る。
先般の小商い場ザールで買い求めた、「百姓の塩」を思いっきり刷り込んで佳く揉み洗いし、少しレア状態になるような加減で火を通した。
まだ湯気が上がる状態の蛸をまな板に揚げ
試食の為に足を一本削いで、まずは塩のみで食した。
温かい身が柔らかくて程よい歯応えが日本海の春風と共に口の中で蕩けた。
オリーブオイルもエエんではないかともう一本削いでみた。
すかさず今度はイタリアの春風がボ〜ノと吹き渡った。
そこはそれ、
日本人なのだから醤油もありだろ〜と更にもう一本削いでみた。
ウンウン、茹でタコはレアに限る!と独り悦にいっていたら、
様子を見ていた家族がズルイ〜!と叫ぶので仕方なく三本削ぎ足した。
明日の客人の為と仕込んだハズが二本足のタコになってしまったではないか!
明日は春風に乗って空高く舞い上がるしかないのかもナ(・・;)

by rinken-style
| 2016-03-24 19:48
| 旅・食・酒