2016年 05月 12日
Book Bar Jasmine |
湯田温泉の大改修の着工式の後、市内の気になるスポット・一の坂川界隈を
ぶらり散歩した。
以前リンケンに大工として5年間勤めてくれた「大工屋」ことM君のシゴトを
拝見するためだ。
(M君はずぶの素人から大工見習いとしてリンケンに入社した後、先輩大工さんに
叩き上げ鍛えられ5年の年季明けで山口に帰り今や一丁前の大工として活躍している
ナイスガイなのだ。)
まずは古い木造アパートをリノベしたBook・Cafe Jasminを案内してくれた。
正直なところ、あまり期待してなかったのだけど、店内に入るなりその醸し出す空気感に
圧倒されたのだ。
若者に流行りのリノベ店舗といえばそれまでだが、
飾られている本やアンティーク調度品は店主の感性、センスがそこかしこに溢れている。


そして、なにしろ簡素な棚にさりげなく並べられてあるウヰスキーのチョイスに思わず唸ってしまった。
大好きなスコッチ、アイリッシュシングルモルトの年代物逸品がズラリと・・・。
(ボウモアのシェリータルクもちゃんと。)
「佳いウヰスキーが程よく並べられてあれば大体間違いない。」
思わず店主の女性とウヰスキー談義に花が咲いてしまった。
正しいアイリッシュウヰスキーの嗜み方、正しい生牡蠣の食し方等々・・・
そう僕らに言葉は必要なかった。ウヰスキーが言葉・・・だから。
街が黄昏ると写真好きとスポーツ好き、そして建築好きが集まるBARになるのらしい。
健全と不健全(?)が混在してるが如きが素晴らしい。
クルマなので一滴も飲めなかったのが頗る残念であったが
必ずやあの瓶たちを前にM君と共に建築談義をツマミに
カウンターに居座りたいと強く思ったのだった。
M君は大工友人のマコちゃんたちと共に一の坂沿いの古くて忘れられた建物を再生して
あの辺りを若者文化の溜まり場に蘇生させようと目論んでいる。
(因みにマコちゃんはあの萩のゲストハウスRUCOを手掛けた大工なのだ。)
M君は長い間ごみ屋敷と周辺から恐れられていた家屋を最近ようやく素敵な
イタリアンの店に蘇生させたという。
実は僕はその恐るべき現場の実態を目の当たりにしているので彼の数年にも及ぶ飽くなき奮闘に
心から熱い喝采を贈りたい!!
そして現在は古いお米屋さんの建物を再生すべく孤軍奮闘している。
建物を見る限りソートー、ハードルの高いシゴトだとお見受けしたが
(どう贔屓目に見ても柱の上下で20センチは傾いている\(◎o◎)/!)
彼の果敢なバイタリティー、類稀なセンスなら必ず素敵な空間を
創り上げてくれるんだろう。
決して国語が得意じゃない彼は辞書に載る不可能とゆー文字が読めないのだ。
さてどんな具合に変貌するのか、夏の完成がとても楽しみに思えた。

と、同時にリンケンで修行して今は独り立ちし、素敵な感性とセンスで仕事をこなしている
M君のことが誇らしく思えてきたのだった。
ぶらり散歩した。
以前リンケンに大工として5年間勤めてくれた「大工屋」ことM君のシゴトを
拝見するためだ。
(M君はずぶの素人から大工見習いとしてリンケンに入社した後、先輩大工さんに
叩き上げ鍛えられ5年の年季明けで山口に帰り今や一丁前の大工として活躍している
ナイスガイなのだ。)
まずは古い木造アパートをリノベしたBook・Cafe Jasminを案内してくれた。
正直なところ、あまり期待してなかったのだけど、店内に入るなりその醸し出す空気感に
圧倒されたのだ。
若者に流行りのリノベ店舗といえばそれまでだが、
飾られている本やアンティーク調度品は店主の感性、センスがそこかしこに溢れている。



そして、なにしろ簡素な棚にさりげなく並べられてあるウヰスキーのチョイスに思わず唸ってしまった。

大好きなスコッチ、アイリッシュシングルモルトの年代物逸品がズラリと・・・。
(ボウモアのシェリータルクもちゃんと。)
「佳いウヰスキーが程よく並べられてあれば大体間違いない。」
思わず店主の女性とウヰスキー談義に花が咲いてしまった。
正しいアイリッシュウヰスキーの嗜み方、正しい生牡蠣の食し方等々・・・
そう僕らに言葉は必要なかった。ウヰスキーが言葉・・・だから。
街が黄昏ると写真好きとスポーツ好き、そして建築好きが集まるBARになるのらしい。
健全と不健全(?)が混在してるが如きが素晴らしい。
クルマなので一滴も飲めなかったのが頗る残念であったが
必ずやあの瓶たちを前にM君と共に建築談義をツマミに
カウンターに居座りたいと強く思ったのだった。
M君は大工友人のマコちゃんたちと共に一の坂沿いの古くて忘れられた建物を再生して
あの辺りを若者文化の溜まり場に蘇生させようと目論んでいる。
(因みにマコちゃんはあの萩のゲストハウスRUCOを手掛けた大工なのだ。)
M君は長い間ごみ屋敷と周辺から恐れられていた家屋を最近ようやく素敵な
イタリアンの店に蘇生させたという。
実は僕はその恐るべき現場の実態を目の当たりにしているので彼の数年にも及ぶ飽くなき奮闘に
心から熱い喝采を贈りたい!!
そして現在は古いお米屋さんの建物を再生すべく孤軍奮闘している。
建物を見る限りソートー、ハードルの高いシゴトだとお見受けしたが
(どう贔屓目に見ても柱の上下で20センチは傾いている\(◎o◎)/!)
彼の果敢なバイタリティー、類稀なセンスなら必ず素敵な空間を
創り上げてくれるんだろう。
決して国語が得意じゃない彼は辞書に載る不可能とゆー文字が読めないのだ。
さてどんな具合に変貌するのか、夏の完成がとても楽しみに思えた。


と、同時にリンケンで修行して今は独り立ちし、素敵な感性とセンスで仕事をこなしている
M君のことが誇らしく思えてきたのだった。
by rinken-style
| 2016-05-12 16:41
| 街角・道ばたウォッチング