2018年 09月 29日
祝 暮しの手帖70周年 |
物心ついた時には我が家には

暮らしの手帖が茶の間に有った。
早くして夫を亡くし、一家を支える為に職業婦人(古っ!)だった母親は銀行ウーマンとして忙しい日々の中で暮らしの手帖を読みながら料理や生きる上での大切な事柄を学んだのではないだろうか。
(それにしては美味しい料理を作って貰った記憶が無いのだけど、、、、料理や家事は専ら祖母の役割だった。)
一人っ子だった僕は運動もあまり得意ではなくて家で本を読むことの方が好きだった。
茶の間の暮らしの手帖を開いて商品テストのページを
見るのが楽しみだった。
花森安治の反骨で清貧の精神はやがて松浦弥太郎に受け継がれながら今、また100年に向かって繋がれている。
70周年記念号は僕の好きな料理家8人の特集で、
主夫にとても役立つ暮らしの手帖なのだ。

by rinken-style
| 2018-09-29 08:45
| 本・音楽・映画・アート