2018年 10月 12日
海辺の町を歩いた。 |
ご縁が有って海辺の町のある壮大なプロジェクトのお手伝いをする事に。
日本海の海岸線と夕日がとても美しい小さな町だ。
先ずはどんな暮らし、どんな風景がそこに有るのだろうと町役場の方に案内していただいた。
今回は孤高のランドスケープの大御所にご一緒をお願いした。
遊休地の広がる岸壁
手付かずの浜辺が見下ろせる小高い丘
朽ち果てた船小屋
石積みの突堤
そして細い路地に肩を並べる様に赤瓦の漁師集落が静かに佇んでいる。
国道から逸れて細い道をくねくねと走った先で車を降り、潅木の茂る小道をしばらく歩くと、今では希少な弘法麦や浜ニンニクが群生する砂浜の隅に忘れられたように小さな教会が有った。
どれもこれもが格別に立派とは言えないけれど磨けば光る原石の様に思え、とても興味深くて興奮すら覚える
風景だった。
とてもタイトな時間の中で未だ芒とはしているけど
確かな方向性の様なものが少し見えた様な気がしている。
by rinken-style
| 2018-10-12 17:40
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