2019年 04月 19日
海のプロジェクト |
中国山地の辺境の地から
何故か
海のプロジェクトにご縁がある。
山人は海人に憧れる?
僕の住む分水嶺の町から南へは錦川を瀬戸内に向けて水は流れる。
そして北へは清流高津川から日本海へと注ぐ。
瀬戸内の小さな島はかつて「産廃の島」と揶揄されていたが
ベネッセの総帥福武總一郎氏の熱い想いと大きな視座、長い時間を掛けての取り組みで
世界から観光客が訪れる建築とアートの島に変貌した。
そして、
晴れた日には紺碧の日本海が広がり永遠が見え、ジオパークにも選定された海辺の小さな町は平成の市町村合併を選択せずにこの十年間、独立独歩の姿勢で
歩んできた。
その町には森と里と海がちゃんと共存していてそれらの幸、ポテンシャルを活かしながらこれからまた新しい十年先、百年先を目指しての新たな取り組みが始まろうとしている。
人との繋がりで今回ご相談が有り、微力ながらも直島での経験や空き家改修の取り組みなど建築的な視点からお手伝いできれば嬉しいと思うのだ。
大切なのはその土地で息づく「物語」。
by rinken-style
| 2019-04-19 10:21
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