わたしの好きなキッチン用品

暮らしの手帖社から別冊で発刊されています。
物心付いたときには我が家には「暮らしの手帖」が毎号届けられていてバックナンバーそろってました。
花森安治さんの渾身の出版物ですね。（ところでＫ創作所のＫさんが魂に香を焚いて本に取り組む姿勢は花森さんを彷彿させます。）
花森さん亡き後、その精神を引き継いで編集スタッフがんばってこられたんですけど時代の趨勢には勝てず、発行部数はジリ貧になってしまったところ、今年になってあのカウブックスを立ち上げ移動本屋サンで名を馳せている松浦弥太郎さんが編集長を引き受けて今後の展開が期待されるところです。
「あの人のお気に入り台所道具拝見」と言う特集で、
それぞれの世界で活躍されている方の「普通」の台所と「普通」のキッチン用品が収録されていて気に入ってます。
安西水丸さんのお盆。藤原新也さんの使い込まれた包丁。
我が家のケトルたち。すりこぎとすり鉢と船木ポタリーのオープン・ザ・セサミ鉢。同じく船木さんの小振りのティーポット。サンクで買った魚焼き網と文化鍋。
我が家の古い台所のお気に入りのキッチン用品たちです。