2007年 09月 24日
森里海の旅 |
今回の森里海連環塾の旅は東北・山形。
街並み形成のために金山杉で地域ぐるみの「金山型住宅」作りを行っている金山町を訪ねることが出来ました。
100年の計で進めている町づくりには山はもとよりやはり重要なヒトや水が関わっているのでした。
わずか13戸の小さな杉沢集落で「暮らし考房」を主宰されている栗田和則さんのお話を聴きました。(「十三戸のムラ輝く」全林協発行)
「豊かさとは何か」の答えが朧気ながらつかめそうな旅となったように思います。
2日目は芭蕉の足跡を訪ねる最上川の川下り。
高津川よりスケールが大きくて水量の多い川は台風の余波でまだ濁っています。
紅葉にはまだ早い周りの山々は手付かずのままで原生のブナに混じり千年杉が川べりまで迫ってきます。
9月も後半というのに蒸し暑い日でしたが、川面を流れると頬を撫でる風は流石に秋の風でとても心地良い船旅を味わうことが出来ました。
目を瞑り、小さなスピーカーから流れくる老船頭の舟唄を聴きながら玉こんにゃくを片手にビールを喉元に流し込むと、しばし白日の夢幻の世界に迷い込んだのでありました。



街並み形成のために金山杉で地域ぐるみの「金山型住宅」作りを行っている金山町を訪ねることが出来ました。
100年の計で進めている町づくりには山はもとよりやはり重要なヒトや水が関わっているのでした。
わずか13戸の小さな杉沢集落で「暮らし考房」を主宰されている栗田和則さんのお話を聴きました。(「十三戸のムラ輝く」全林協発行)

「豊かさとは何か」の答えが朧気ながらつかめそうな旅となったように思います。
2日目は芭蕉の足跡を訪ねる最上川の川下り。
高津川よりスケールが大きくて水量の多い川は台風の余波でまだ濁っています。
紅葉にはまだ早い周りの山々は手付かずのままで原生のブナに混じり千年杉が川べりまで迫ってきます。
9月も後半というのに蒸し暑い日でしたが、川面を流れると頬を撫でる風は流石に秋の風でとても心地良い船旅を味わうことが出来ました。
目を瞑り、小さなスピーカーから流れくる老船頭の舟唄を聴きながら玉こんにゃくを片手にビールを喉元に流し込むと、しばし白日の夢幻の世界に迷い込んだのでありました。



by rinken-style
| 2007-09-24 15:56
| 旅・食・酒