2007年 10月 31日
紅色の風景 |
道のそばに拡がる赤土色の農場。いつかどこかで見た記憶。デジャヴュ。 赤錆びたトタン屋根
「紅色の風景」というと20年前製作の中国映画「紅いコーリャン」を思い出す。
冒頭の赤茶けた大地を埃をあげて進む嫁入りの御輿の行進。
激しい銅鑼の音、笙の音が鳴り響く中、同じシーンが延々と流れとても不思議な感覚に襲われた。
貧しさの中に迸るエネルギー、そして哀しさ、切なさ。
現実の重さに打ちのめされる後半部。(何故か土門拳の写真とムラカミハルキの
ねじまき鳥クロニクルを思い出した。)
エンディングに流れ続ける、紅く燃え風に揺れるコーリャン畑。
そして笙の音。銅鑼の音。
音楽と、紅色の映像が心の奥深く刺さった印象的な映画でした。
僕にとっての紅色は切なくて哀しい深い色です。
「紅色の風景」というと20年前製作の中国映画「紅いコーリャン」を思い出す。
冒頭の赤茶けた大地を埃をあげて進む嫁入りの御輿の行進。
激しい銅鑼の音、笙の音が鳴り響く中、同じシーンが延々と流れとても不思議な感覚に襲われた。
貧しさの中に迸るエネルギー、そして哀しさ、切なさ。
現実の重さに打ちのめされる後半部。(何故か土門拳の写真とムラカミハルキの
ねじまき鳥クロニクルを思い出した。)
エンディングに流れ続ける、紅く燃え風に揺れるコーリャン畑。
そして笙の音。銅鑼の音。
音楽と、紅色の映像が心の奥深く刺さった印象的な映画でした。
僕にとっての紅色は切なくて哀しい深い色です。
by rinken-style
| 2007-10-31 16:00
| かきのき村日和・かきのき時間