2008年 02月 12日
祝、上棟 |
東京では雪のニュースが流れ、この地域の2月の半ばにしては
珍しく晴れ渡った3連休の最後の日、
益田市・下本郷町でYさんの家上棟です。
Yさんの家は高津川流域ネットワークの杉材でつくる「乾燥材の家/リンケン・ベーシック」です。
柔らかな冬の陽射しを浴びて薄紅色の杉の肌がとても綺麗です。
せっかくの美しい木肌を魅せる為に構造材を隠さずに仕上げ、将来の
ライフスタイルの変化にも対応できるスケルトン・インフィルの考え方で
プランニングをおこないました。
「顔の見える家作り」をコンセプトに、材は勿論、職人衆も地域のネットワークでの
チームワークが図られています。
住宅団地の中での上棟ですが、昔ながらのリンケンスタイルで五色の旗を棟に
飾り、餅撒きもおこないました。
だんだんと簡素化され、餅撒きは街中では見かけない風景となりつつありますが
一生一度の大シゴトということで音楽が趣味でベースを弾かれる(プロ級)お施主さんも
今日は普段とは遥かに高いステージに上がり「晴れ舞台」です。
リンケンの若い大工衆もこの日はハレの日ということで梁の上での作業もなにやら
誇らしげで軽やかです。
速く、安く、簡単・便利ということのみがもてはやされるなかで、なにもかも省略され
とても大事なことを忘れ、失ってしまう事のほうが多いような気がします。
手間隙をかけることの大切さを見直す時なのでは・・・と感じます。
暖かい陽のぬくもりを背中に感じながら、我先にとお餅を拾う子供たちやご近所のお年寄り、
車を停めて参加した通りがかりの若い人たちの姿を眺めていると
なにやら心の中まで暖かくなってきたのでした。
珍しく晴れ渡った3連休の最後の日、
益田市・下本郷町でYさんの家上棟です。
Yさんの家は高津川流域ネットワークの杉材でつくる「乾燥材の家/リンケン・ベーシック」です。
柔らかな冬の陽射しを浴びて薄紅色の杉の肌がとても綺麗です。

せっかくの美しい木肌を魅せる為に構造材を隠さずに仕上げ、将来の
ライフスタイルの変化にも対応できるスケルトン・インフィルの考え方で
プランニングをおこないました。
「顔の見える家作り」をコンセプトに、材は勿論、職人衆も地域のネットワークでの
チームワークが図られています。
住宅団地の中での上棟ですが、昔ながらのリンケンスタイルで五色の旗を棟に
飾り、餅撒きもおこないました。

だんだんと簡素化され、餅撒きは街中では見かけない風景となりつつありますが
一生一度の大シゴトということで音楽が趣味でベースを弾かれる(プロ級)お施主さんも
今日は普段とは遥かに高いステージに上がり「晴れ舞台」です。
リンケンの若い大工衆もこの日はハレの日ということで梁の上での作業もなにやら
誇らしげで軽やかです。
速く、安く、簡単・便利ということのみがもてはやされるなかで、なにもかも省略され
とても大事なことを忘れ、失ってしまう事のほうが多いような気がします。
手間隙をかけることの大切さを見直す時なのでは・・・と感じます。
暖かい陽のぬくもりを背中に感じながら、我先にとお餅を拾う子供たちやご近所のお年寄り、
車を停めて参加した通りがかりの若い人たちの姿を眺めていると
なにやら心の中まで暖かくなってきたのでした。
by rinken-style
| 2008-02-12 11:38
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