2008年 10月 19日
最高の人生の見つけ方(原題 棺おけリスト) |
観たいと思っていたJ・ニコルソンの映画がグラントワで上映されると言うので
出かけた。
高校生の二女を誘ったが当たり前のように断られた。
そのうちレンタルでリリースされるだろうから、休日に家でビール片手に独りで気儘に
観るのも悪くないと思ったのだが、この地で最後まで頑張っていた映画館が
この夏とうとう廃業されたという記事を見たのと、しばらく劇場の大型スクリーンで
映画を見る事から遠ざかっていたこともあったので、「スクリーン」に敬意を表す
目的もあり重い腰を上げることにした。
(家族一緒ご機嫌モードで見に行ったのは多分タイタニックが最後だ。)
全国公開からは地球が150回転するくらいの時差で(ヤレヤレ)ようやく観賞する
ことが出来るという、凡そ文化圏からは隔離された辺境の地でも、こうしてグラントワという
音響・座席とも最高ランクのプレミアシートで好きな映画が楽しめるのは有難いことだと
素直によろこんだ。
(それでも自分の好きな映画にありつけるのは一年に何本もありはしないんだけど・・・。)
相変わらずの絶倫やんちゃ男ジャックニコルソンと哲学かぶれモーガンフリーマンの
絶妙の老コンビが荒唐無稽とも思える生涯最後の冒険を繰り広げるのだが劇中の
ペーソスと洒落の利いた会話がとても良かった。
特に会話に「コピルアック」が随所に出てきて、こりゃ、「かもめ食堂」と一緒だなーと
妙な所で感心したりしたのだった。
そんな風に中年オヤジがシートに独り座ってニヤリニヤリほくそ笑んだりするのだから
娘が一緒に観たくないのも無理はない。
会話に負けずストリーテリングもなかなか気が利いていて(原題の棺おけリストがちゃんと
クリアーされていくサマ・・・。)ハリウッド映画の激しいアクションもエロチックシーンもないのだけど静かで強い感動を覚えたのであった。大人のファンタジーだ。
休日午後、こんな映画を大型スクリーンで独りで観るのも悪くない。
出かけた。
高校生の二女を誘ったが当たり前のように断られた。
そのうちレンタルでリリースされるだろうから、休日に家でビール片手に独りで気儘に
観るのも悪くないと思ったのだが、この地で最後まで頑張っていた映画館が
この夏とうとう廃業されたという記事を見たのと、しばらく劇場の大型スクリーンで
映画を見る事から遠ざかっていたこともあったので、「スクリーン」に敬意を表す
目的もあり重い腰を上げることにした。
(家族一緒ご機嫌モードで見に行ったのは多分タイタニックが最後だ。)
全国公開からは地球が150回転するくらいの時差で(ヤレヤレ)ようやく観賞する
ことが出来るという、凡そ文化圏からは隔離された辺境の地でも、こうしてグラントワという
音響・座席とも最高ランクのプレミアシートで好きな映画が楽しめるのは有難いことだと
素直によろこんだ。
(それでも自分の好きな映画にありつけるのは一年に何本もありはしないんだけど・・・。)
相変わらずの絶倫やんちゃ男ジャックニコルソンと哲学かぶれモーガンフリーマンの

ペーソスと洒落の利いた会話がとても良かった。
特に会話に「コピルアック」が随所に出てきて、こりゃ、「かもめ食堂」と一緒だなーと
妙な所で感心したりしたのだった。
そんな風に中年オヤジがシートに独り座ってニヤリニヤリほくそ笑んだりするのだから
娘が一緒に観たくないのも無理はない。
会話に負けずストリーテリングもなかなか気が利いていて(原題の棺おけリストがちゃんと
クリアーされていくサマ・・・。)ハリウッド映画の激しいアクションもエロチックシーンもないのだけど静かで強い感動を覚えたのであった。大人のファンタジーだ。
休日午後、こんな映画を大型スクリーンで独りで観るのも悪くない。
by rinken-style
| 2008-10-19 10:31
| 本・音楽・映画・アート