マイルスくんが行く(マイルス社長のパラドックスな日々）

秋寒がるてん

一日中どんよりとした空の肌寒い日でした。
とうとう薪ストーブに火が入りました。

流れるのは勿論、ポートレート・インジャズ
ａｕｔｕｍｎ　ｌｅａｖｅｓ







冬ざれたガルテンの庭です。枯葉ょ～♪。
秋寒や行く先々は人の家。　一茶

休日お昼簡単つまみ

健康的な酒のつまみ・・・。
かきのき村の田村豆腐店の絶品「汲みトーフ」（タマフクラ）。
まるでモッツレラチーズのような食感が堪らない。勿論、大豆タマフクラは国産モノです。

昨日、青森で地に足を着けた設計活動を始めている
新進気鋭の建築家Ａ君（ストーンハウスでお世話になりました）
が我が気侭庵を訪ねてくれた。
青森特産の有機にんにく丸ごと醤油漬けを“酒のつまみに”と
手土産にいただいたのだった。
　
そして好物、四川ザーサイ。

これで休日のランチビールの結構なつまみと相成るのだ。

後は冷蔵庫の野菜の残り物とザーサイを刻んでしっかりと熱した
中華鍋に放り込んでパラパラの炒飯を拵えたら・・・完璧！です。
茸の具沢山みそ汁も・・。チョチョイとね。

オクラ

ところで
オクラの花って知ってました？

木槿の花みたい。
（水戸の有機農場にて）

野菜レシピ

いくら酒飲みが長生き出来ると言ったって
酒ばっかりダラダラと呑んでるわけにも行かない。

時折健康的なレシピ本を引っ張り出して見る。
（ほとんど眺めているだけの方が多いんだけど・・。悪アガキとも言いますね。）

二十数年前に出されたアリスファーム宇土巻子さんの
野菜レシピ。
土作りから収穫までの指南が丁寧に書かれてある。
今の時代にもピッタシの野菜レシピも満載だ。インドネシアのおかずサラダ、ガドガド。ポテトオムレツ。
ビールが美味そう！。
捲っているだけでなんだか元気になりそう。
レシピ本が酒の肴になる。

ライフウォーター

gizmodoによると、「酒飲みの方が酒を一滴も飲まない人より
長生き」という衝撃の研究成果が権威ある機関から発表されたそうな。

５５歳から６５歳までの１８００人を２０年間に渡って追跡調査した
結果

お酒を一滴も飲まない人の死亡率６９％
程よく呑む人　　　　　　　　　４１％
ヘビードリンカー　　　　　　　６１％

なんだそうです。

年代的にはこのサンプルにピッタリ嵌るワケですから
当然喜ばしい研究成果であります。
（ま、６５歳以降に突然コロリとならんとも限らん訳ですが・・・。）
「生命の水」・・と呼ばれる証明がなされた・・ということですよね。
程よく酒を呑んでワイワイ言ってるのが長生き出来て幸せ・・ということらしいです。

そんな訳で・・
今夜も冷え込みそうだし、
頂き物の本格キムチ
秋刀魚の塩焼きで
熱燗だな。

マザーウォーター

ウ井スキーの仕込み水のことを「マザーウォーター」と呼ぶのだそう。

ヘルシンキ～与論～チェンマイと舞台は移ったけど流れていく時間は
どこもゆったりとしていた。

今度は地下水が街の下を縦横に巡る古都が舞台。

ウ井スキーしか置かないバー。
コーヒー屋。
豆腐。
散歩人。

の話と聴いたら観ずには居られないだろう。
（と言っても辺境には映画館はナイ。）

ましてや

小林聡美
小泉今日子
もたいサン
市川実日子（すいか）
フードスタイリスト・飯島奈美

とくればなおさら。

人、場所、時間、不変・・・辿り着いたのは京都。

豊かなる一日・Ｆ

秋の陶房展が行われていた「Ｆ」こと舟木窯に
忙しさに感けてとうとう会期中に訪れることが叶わなかった。

終了後の日曜日、食事会にお誘いを受け
非礼を詫びるいい機会なのでいそいそと出掛けた。

冷たい雨の午後だったけど少人数の素敵な食事会で
楽しい午後を過ごさせていただいた。

人と人の繫がりなんてどこでどう繋がっているのか
巡り巡った新たな邂逅が嬉しかった。

心のこもったお弁当や持ち寄った果実、お土産、お酒で
話題は尽きなかった。
地元で有機野菜を作っていらっしゃるＴさんは多趣味多芸の方で
バーテンダー顔負けの色鮮やかなカクテルでもてなしていただいた。
ずっと昔、Ｔさんの怪しいカクテルを呑みすぎて悪夢のような目に遭ったこと
の話で盛り上がった。そんな他愛のない話題でも久しぶりに腹の底から笑えた。

バタバタと駈けずり廻る日々に忘れ去っていた何かを取り戻したような
一日だった。

豊かさとは何かを考えさせられた一日でもあった。

休日

何週間ぶりのゆっくりとした休日の朝だ。
（夏から秋まで怒涛の日々が続いた。）

雨に濡れたデッキに庭の木々が写りこんでいる。

いつの間にか、こでまりの葉が紅くなっていた。

何か大切なことを忘れてしまっているような気がする。

熱い珈琲を啜りながらでもそれが何だったかをゆっくりと
思い出してみようと思う。

三輪和彦 白い楔子展

萩で300年以上続く名窯「三輪窯」で創作されている
三輪和彦さんの個展が開催されます。

萩焼人間国宝・１１代三輪休雪の三男として生まれ
火と土とのせめぎあいを制作のエネルギーとされ
伝統の萩焼に独自の解を見出された陶芸家でいらっしゃいます。

実は一年前から先生の作品ギャラリー・収蔵庫建築の
お手伝いをさせていただきました。「miwa strage]
同窯のアトリエ棟「三輪窯」でドイツＢＡＵ２００５・ＤＥＴＡＩＬ誌木材部門賞を
受賞された三分一博志氏の設計です。
技術的にも精神的にも労苦の多い作業ではありましたがクライアント・建築家・作り手
のエネルギーのせめぎあいが作品として昇華できたのだと思います。
（それは焼き物という制作作業と同じプロセスなのかもしれません。）
その長き建築行程において先生の、陶芸はもとより建築から音楽、ファッション、
プロダクツｅｔｃ多岐にわたる深い見識、造詣、パワーを目の当たりにし
驚かされっぱなしでした。

同じモノ造りに携わる者としてシゴトに対する姿勢について
大いなる教えと啓発を授かった貴重な体験の一年間であった様に思います。

時折、不走庵でお手前を戴きながら速過ぎず、遅くもなく、ゆるやかな深呼吸と
同期しながら一切の出来事はこんな絶妙の速度で過ぎていくのだなと
身の深いところで納得できたのでした。

三輪和彦　白い楔子展

東京展　１０月２７日（水）～１１月２日（火）
　　　　高島屋東京店　６階美術画廊

大阪展　１１月１０日（水）～１６日（火）
　　　　高島屋大阪店　６階美術画廊

京都展　１１月２４日（水）～３０日（火）
　　　　高島屋京都店　６階美術画廊

名古屋展　１２月８日（水）～１４日（火）
　　　　ＪＲ名古屋タカシマヤ１０階美術画廊

ご近隣の方はエッジの利いた萩焼「白の世界」を是非ご鑑賞いただきたく
ご案内いたします。

5つのＲ物語。

リンケンのコンセプトブックが新しくなりました。

モデルハウスをはじめ5つの物語が書いてあります。（全23ページ）

写真は女性建築写真家として著名な市川かおりさんに撮っていただきました。

市川さんらしい奥行き感のあるいい写真が出来上がりました。

私たちが大切にする家づくりの想いを込めています。

ご希望の方にはお送りします。

リンケンrinken@iwami.or.jp
までお申し込みください。