マイルスくんが行く(マイルス社長のパラドックスな日々）

sub UNIVERSE 07

精神科医・深井戸T先生のフリーペーパー、sub　UNIVERSE　07号が届きました。
今号からサイズが小さくなり手にし易くなりましたが
内容はグイとヒートアップ。

「絆」や「繋がり」とゆー言葉が乱発食傷気味の時代に
「ひとりになろうぜ」・・・と挑発します。

ウイニコットの診察室は深い井戸の様でもあり・・・
今の時代は壁を抜け、井戸を深く掘り下げる内向型人間の時代なのだと仰る。

欅ガルテンに部数を置いています。
興味のある方は一読を・・・。

ピクニック・テーブル

アウトドア好きのご夫婦の方から「クルマに積み込めるように分解できる
ピクニックテーブルを作って欲しい」とのご依頼がありました。
キャンプ用品売り場で売ってるようなヤワな奴じゃ無いのを！とゆーご注文・・・。
　
杉のJパネで天板と脚の3つに分解できます。

オイル拭きにすると素敵になると思うケド・・・
気に入っていただけるかしらん？
実はもう一台、ハイ＆ローテーブルに可変できるタイプのも
造ったんだけど写真撮り忘れてしまった(^_^;)

屋外で淹れる珈琲はきっと美味しいと思いますよ。

60cm×60cm×70cm

日本の夏

心配してた台風11号が過ぎ去り、
いよいよ「日本の夏」が本格的にやって来たやうな感ですね。

裏山は蝉しぐれ、ヒグラシの声が姦しくも暮色が迫ってまいります。

BRUNOでお好み焼き、焼きながら・・・日本の夏、ギンジョーの夏であります。
（最強日本酒女子に見倣って・・・）

HPで見学会・川辺りの陽まわりはうす

お越しいただけなかった方のために
先週末見学会行いましたOMクワトロソーラーハウス「川辺りの陽まわりはうす」の
様子をアップしますのでご覧ください。

太陽と、川面を吹き渡る風、木と湯布珪藻シックイ。
蒸し蒸しの季節ですがとてもサラリとして爽やかな室内空間です。
大らかな空間を涼しく過ごせるのです。

赤瓦に板壁、高津川リンケンスタイルです。雨の日でも使えるように広いウッドデッキには屋根を設えました。でも光はチャンと室内に取り込みます。
10人がゆったりと寛げる3.7mの大テーブルがこの家のシンボル。
古い郵便局の窓口で使われていた欅材のカウンターを玄関カウンターに再利用しました。5mの長さです。涼しい川風が抜けてゆくロフト空間。
北側に設けた3か所のトップライトからは優しい光が降り注ぎます。　奇を衒わず飽きない上質なデザインを心掛けています。
石州赤瓦にOMクワトロソーラー、ストーブの煙突。
すっかりリンケンの定番になっている石見野の風景の一部。念願のお陽さまに包まれ、日本一の清流を眺めながらの川辺の暮らし。
天然遡上鮎の釣れる佳い瀬と淵があり、夏は子供たちの格好の遊び場になりそう。
これからボチボチとゆっくり時間を掛けて植栽、奥様の趣味のガーデニングが始まって行きます。
「お愉しみはこれから」なのだ。

Normcore

昨年からNYファッションのトレンドなのだと10日ほど前の地方紙のファッションコラムで
この言葉を眼にしフムフムナルホドな～と相槌を打っていたら
日曜の朝の日経・春秋欄でもまたまた出くわしたのだった。

ノーマル+ハードコア＝ノームコア

「究極の普通」とゆう造語なのらしい。

故スティーブ・ジョブスやマーク・ザッカーバーグの着こなしと言えば
判り易い。
って、なんの変哲もない恰好じゃん・・と言う向きが多いでしょうね。

黒のタートルネックにダボットしたブルージーン、足元はNBのスニーカー・・・
シンプルだけどオーラがあって雰囲気のある人。

毎年、毎年繰り出されるニューモードに「違いの分かる大人」は辟易としている。
ファッションは確実にモノからコトに変化しつつあるんですね。

ノームコアの概念は建築にもピタリと当て嵌まると思う。
数年前、建築雑誌を賑わせたデザイナーズ住宅も今や薄っぺらな印象を
受けてしまう。
流行を追うと必ず流行にしっぺ返しを喰らうのだ。
バブル時代に華々しく競って建築されたビルが最早陳腐化して30年も経たずに
取り壊される羽目になっている例は多いですね。

「永い好みに耐えるデザイン」は小池一三さんのコピーだけど、まさに佳いデザインとは
機能の裏打ちのある普遍性のあるものの中に宿る。
最近、「民芸」が見直されていることもその証左だと思います。
ディータ・ラムスの「10の法則」もノームコアの思想と相通じてる。

そう言えば、今行ってるアートの島の民家プロジェクトのクライエントもそう・・・。
組織を束ね世界を股に多忙を極める方なのにお逢いする時の恰好は
いつもシンプルなシャツにジャケット、ブルージーンズ・・・
どうってことないスタイルです。
でもオーラ。

そして、もう随分と昔から「究極の定番」を貫いていらっしゃる方のことが頭をよぎった。
敬愛する建築家のA先生、いつもボタンダウンのシャツにブルージーンはまさにノームコア。

（ところでジョブスの黒シャツはイッセイミヤケなんだそう・・・）

「村の大改修」見学会・終了

OMクワトロソーラーハウス「川辺リの陽まわりはうす」と同時開催させていただきました
村の大改修・リノベーション住宅の見学会にも沢山の方にご見学いただきました。

数年前に閉店した村の中心部にあった食料品スーパー。
カーテンが閉められたまま寂しい姿で小学校の通学路交差点に佇んでいました。

クライエントは仕事の為、街に移り住んでいらっしゃいましたが
このたびこの建物を住宅にリノベーションしてこの村に棲み継ぐことを決意されました。
近辺は道路拡張と言う名のもとの公共事業で皮肉にも一気に移転や解体が進み
すっかり以前とは違う寂しい街並みになってしまいました。

そんな折、リノベーションで村に棲み継ぐ決意をされたクライエントには本当に
もろ手を挙げて歓迎の意と敬意を表したいと思うのです。

改修にあたっては光を取り込み、川風を取り込むプランニングを心掛けました。

古いモノにも敬意を払い、残せる部分は極力活かしたいと考えました。

村の中心部に明かりが一つ取り戻せたということが嬉しい仕事でした。

川辺の陽まわりはうす見学会・終了

台風の影響で風と雨が強い一日でした。

そんな中、見学会に足をお運びいただきありがとうございました。
豊かな空間をご覧いただき「帰りたくないね」のお声を沢山いただきました。

川を望む素敵なロケーションがすべてだと思います。
設計はクライエントの、川の傍で暮したいという強い想いを
そのまま具現化したものに過ぎません。
具現化するためにクライエントと職人の橋渡しこそがデザイナーの仕事に
尽きると思うのです。

今回は予約制の見学会でした。
フリーでお越しいただいた方が沢山いらっしゃいましたが
御趣旨を説明させていただき丁重にお断りさせていただきました。
折角のご来場いただいたのに本当に申し訳ありませんでした。
次回の見学会の折にはしっかり告知させていただきますので
どうぞご理解よろしくお願いいたします。

それにしても「素敵な暮らしの始まり」のお手伝いが出来たことを
素直に喜びたいと思います。

チーズナイフ

疲れた日の夜は強めのウヰスキーをロックで煽ることにしてる。
固まってた身体の奥と頭の芯がジワ～ンとほどけてゆくのが判る。

ツマミは有り合わせ。

今夜は冷蔵庫の奥で眠ってた木次乳業のナチュラルスナッカーを
探し当てたので真鍮の柄のチーズナイフでスライスし頬張った。
クセの無いスモーキーな風味が強い酒と佳く合う。

若いころはチーズはなんだか石鹸を齧ってる感があった。
チーズの美味しさが判りだしたのは大人になって随分と時間が
経ってからだったように思う。
なんにしろ、本質に辿り着くには「時間」が掛かるとゆーことなのだ。

刃渡り6cmの程よいサイズ感と鋭い切れ味は果物を切るのにも重宝する。

これから何年か使い込んで真鍮が深い色合いになるのが楽しみだ。

パティーナを愉しめるナイフなのだ。

「川辺りの陽まわりはうす」完成見学会・初日

　辺境の地でも外気温36℃。
凄まじい暑さの一日でしたね。

今日からOMクワトロソーラーハウス「川辺りの陽まわりはうす」の完成見学会が
始まりました。
外の厚さは尋常じゃなかったものの陽まわりはうすの家の中は心地よい風が
通り抜けて涼しく感じられました。
見学される皆さんからその言葉をいただきました。

川面を伝ってくる風を上手くキャッチして室内に取り込む窓配置の工夫を考えました。
2階の杉フローリングに寝そべってみると確かに体の上を風が優しく撫でるように
抜けてゆきます。
午睡の時間、思わずウトウトとしそうになりました。

清流高津川を眼下に望む最高のロケーション。
環境がすべてを支配する・・・ということが実感です。

明日も16:00まで見学会開催しています。
ドライブがてらお越しください。
お待ちしています。


■時間　10:00～16:00

■場所　吉賀町柿木村柿木（R187沿い、道の駅かきのきむらと柿木郵便局の中間）

■　連絡先　090-9064-8244

■同時開催　「食料品スーパーをリノベーション住宅して棲み継ぐ家」　（柿木小学校の近く）

OMソーラー全国経営者会議ａｔ姫路

昨日からOM経営者会議で姫路です。
ＯＭソーラーの家をもっともっと普及して心地よい暮らしをしていただくため
全国の工務店が集まって様々な意見交換がされています。


OMクワトロソーラハウス完成見学会のお知らせ

■　日時　7月11（土）・12（日）　10:00～16:00

■　場所　吉賀町柿木村柿木（道の駅かきのきむら・柿木郵便局のすぐ近く）

■　清流高津川の森の木でつくる太陽の光と熱を余すことなく利用したゼロエネルギー住宅です。
　　山のエネルギーも使う薪ストーブも供えました。
　　広々としたLDKには3.7Mの大きなテーブルもデンと座ります。
　　湯布院珪藻シックイ塗り壁で梅雨でも清々しい空気感が体感できます。

■　　同時開催　閉店した食料品スーパーを棲家にリノベーションした住宅（柿木小学校のそば）

■お問合せ　リンケン迄ご連絡ください。
　　　　　　　　TEL　0856-79-25325
　　　　　　　　✉　rinken@iwami.or.jp

リノベーション住宅