マイルスくんが行く(マイルス社長のパラドックスな日々）

ごめんなさい。

リンケンのアンテナショップ的役割を担ってくれている「欅がるてん」ですがまたまた充電中で休ませてもらってます。スミマセン。

看板も見えにくいし、不定期で営業したりで、ソートーわがままな店ということで近辺では悪名高き店であります。（オーナーの性格がストレートに出てますね。）

コンセプトとしての建物もメニューも雰囲気も音楽も申しぶんないと自画自賛してるんですけど、なにぶんにも唯一オーナーの心構えが問題ですね。

なるたけ、密かに営業したい。どーーんと忙しいのは困る。メニューや食材にはこだわりたい。
・・・・ウン？一体何様のつもりだ。と非難ゴウゴウであります。

というわけで、いずれ近いうちには再開しますのでヨロシクお願いします。

完成間近

Ｉさんの家続きです。
巨大な牛梁を支えているのが計5本の大黒柱。今回はやはり地元産の欅財

９寸角２本と６寸角で３本の大梁を支えてます。構造的には和小屋と合掌組の折衷ですね。

欅もこちらの地方で採れる材は色が赤みで木目も綺麗で好まれています。

まるで大トロみたいですね。

左官仕事もたくさんあって職人冥利に尽きる仕事でしたね。

建具屋さんも同じくハッスル。（古い言い方だね～。）

完成間近

春から工事中のＩさん（山口市内）のお宅がいよいよ完成間近です。

巨大な地松の梁をふんだんに使用した近山の家です。

中央の牛梁は長さ８ｍ、太さ８０センチ近くもある見事なものです。（掛けてある普通使う８寸の野物材が細く見えてますね。）

柿木村は中国山脈のど真ん中にありますが、ここら辺りで採れる赤松は昔から良材で肥え松として床の間材などの造作材として有名です。しかし、度重なる台風や松くい虫のお陰で激減し

今では稀少材となっています。（かきのき村から山口県徳地町に連なる山系で採れる地松をナメラ松と呼んで珍重しています。）

大工さんも久々の大きな材でハッスルしていました。

お宝ゲット

築後８０年位の柿木村役場の建物が数年前に建て替えられて、そのときゴミとして処分寸前だった家具類をもったいないので貰いました。

この椅子もそのときの戦利品です。

建物も大正末期から昭和の初期に建築されたハイカラモダンなシロモノでモッタイナイのになーと思ってましたが老朽化が激しくて、ＲＣに改築されてしまいました。

ＴＲＵＣＫ　ＷＯＲＫＳの家具に見えませんか？

その他にもテーブルや鏡等貰ったのですがいい味してますんで、そのうち紹介したいと思います。

色づきました。

棚田１００選で有名な柿木村大井谷の棚田も９月になって色づいてきました。

来週あたりから刈り取りも本格的になるのではないでしょうか。

棚田オーナーさんが各地から駆けつけてきて山間のムラも大いに賑わいます。

（遠くは京都のお米屋さんもオーナーになってくれててクルマでやって来てくれます。）

美味しい水と無農薬栽培の棚田米はオカズなしでゴハンだけでも美味しいと評判なのです。

大井谷の棚田については雑誌「住む。」０６年１６号で小池一三さんが「森里海をいただきます」

というコーナーで紹介してくださってますので一読を！